2018年8月に開業したブックホテル「箱根本箱」
「本に囲まれて、暮らすように滞在する」というコンセプトで、館内1万2千冊の書籍を、ライブラリーとしてではなく購入することができます。
元々は、日本出版販売の保養所だった施設をフルリノベーション。
「里山十帖」など人気ライフスタイルホテルを手がける自遊人の岩佐十良さんをクリエイティブ・ディレクターに迎えました。
本に囲まれて暮らすように
滞在するブックホテル。
誰もが、忙しい毎日を送っています。
そこで私たちが意識したのは、「ブツギリ」ではなく「ひとつづき」の時間を提供することでした。「本を読む」という非効率で時間がかかることを付加価値とするために、ゆったりとした心持ちで滞在を楽しんでもらうことを前提にする必要がありました。
宿泊された方が本を一冊も手に取らなくても、気持ちがゆったりして「ひとつづき」の時間を体感できたなら、それは一つの達成だと思っています。
「ひとつづきの時間」
をもたらす場所。
