地域に新設する図書館。それも、規模としてはそこまで大きくなく、日常遣いをする図書館です。
そんな場所で出会う本は、自分にとってどんな存在であってほしいかを考えました。すると、「ともだち」という言葉が浮かびました。
自分にとって友達のような存在の本に、どんどん出会っていく。そんな想いを「ファーストブック」という言葉にも込めています。
”ともだち”を増やすように。
本は、毎日を豊かにして、
困ったときには助けてくれる
“ともだち”のような存在です。
そんな”ともだち”を増やせるように、
「今日、いまからのファーストブック。」という
コンセプトのコーナーをつくりました。
いつも新鮮で、いつもなつかしい。
みなさんに何度もお越しいただけるような
図書館を目指していきます。
いわゆる「古典」と呼ばれる本を、改めてご紹介します。何回読んでも新たな発見があり、決して古びることがない本。そんな魅力的な本がたくさんあるから、時間がいくらあっても足りないですね。
とっつきにくい本や、知っているけれど読んだことがない本など、これを機会にぜひ手に取ってみてください。
「いままで、
そしてこれからも。」
激動につぐ激動。世の中はいつだって不安定で、だからこそ自分なりの知恵や経験と、世間の対局を知る好奇心が大切になってきます。このコーナーでは、そうした好奇心を提供できる本を揃えました。
そして、それらは決して一過性のものではなく、長く持続するような本であるべきです。未来は僕らの手の中。口の中でつぶやくと、少し元気が出てきますよ。
「未来は僕らの手の中。」
「えー!?」と驚くようなどんでん返しや、思いも寄らないラストシーンに涙すること。思わず誰かに伝えたくなるような、面白い本って、世の中にはたくさんありますね。
本は、一人で読むものかもしれませんが、その魅力を誰かに伝えることもとても楽しいことです。そんな「読後体験」を提供できる本をセレクトしました。
「思わず誰かに
伝えたい!」
ふだん、本をあまり読まなくなってしまった方が多いと聞きます。その原因は、日々の忙しさに加え、本を読みきるのに時間がかかることが挙げられるでしょう。
このコーナーでは、3時間で読み切れるような短い時間軸で楽しめる本を紹介します。短いからといって侮るなかれ。面白い本がたくさんあります。ぜひ読書の楽しさを、短い時間から満喫してみてください。
「3時間の熱狂。」
長い人生において、ずっとそばにおいておきたい本って、ありますよね。装丁のデザイン、造本のつくりなど、素敵な本はたくさんあります。
図書館ですから、一時的に借りるだけで所有できるわけではないけれど、魅力を知るうえで、ひとまず借りてみることはとても良いことだと思います。まずは手に取って、じっくり本を眺めて見ていただけるとうれしいです。