図書館の役割は、日々変わり続けています。
“好奇心をもたらす”ための機会提供をすること。
“毎日をより良くする”ための総合的な施設になること。
従来のただ“本を借りる場所”だった図書館は、
人々の文化的で豊かな心を支える
「モチベーション・インフラ」の場となっています。
その中で、
“イベント”は当たり前に求められるものです。
けれども、
日々忙しい業務に携わりながら
図書館がゼロから企画をするのはとても大変です。
そこで、
私たちはイベントの“型”をつくることにしました。
そのモチーフに選んだのが“サーカス”でした。
図書館は、
市民にとっての
モチベ―ション・インフラ。
図書館には様々な本があり、
一冊一冊が違った良さで利用者の心を豊かにしてくれます。
それを“曲芸”とするならば、
図書館は多様な曲芸師が集まる“サーカス小屋”。
図書館から出発した
“サーカス”というコンセプトを名称に掲げ、
図書館向けイベント「Library Book Circus」は誕生しました。
「Library Book Circus」という看板を共有しながら
全国の図書館を巡回することで、
イベントデザインや企画内容のクオリティが保たれ、
各図書館でのイベント実施の負担を少なくすることが出来ます。
“サーカスの巡業 ”により
実現するクオリティ。
図書館は地域の情報を収集し、
その街に住む人々に必要とされる本が集まる場所です。
よって、地域ごとに図書館の特色も様々。
イベントの名前は同じでも開催図書館ごとの魅力を活かせるように、
企画には図書館の職員だけでなく、
地域で活躍する方々にもご参加いただきます。
地域一丸となって図書館イベントを開催することで
地域と図書館との繋がりはより強くなり、
イベントが終了した後も図書館が
「モチベーション・インフラ」として
街を盛り上げることが出来ます。