文喫では、
本を起点に多様なアクティビティを誘発する
企画展示を開催している。
　
生い茂った木々の向こうにある本に手を伸ばしてみたり、
天井から吊り下がった巨大な本の下をくぐるように本を眺めたり、
まるで料理を味わうようにお皿の上の本と向き合ったり。
本との出会い方に新しいアプローチを提示することで、
これまで出会えなかった本と出会うことができる。
　
本の強みはあらゆるものと接続できること。
実現したい状況、コンセプト、目的に応じて、
多種多様なパートナーとコラボレーションしながら、
行為の埋め込まれたワクワクする空間を創り上げている。

文喫の空間で実際に本を選び展示する、
選書ワークショップ。
文喫のブックディレクターが選書をする時の思考を
ワークシートに落とし込んでいる。
　
選書のプロセスで重要なのは、
実際に本を選ぶ前の段階だ。
与えられたテーマに対して
どのようなアプローチを取るのか、
発想を広げ思考を深めていく。
　
ワークショップでは、
ひとつのテーマを複数のキーワードへと展開し、
参加者間で対話を重ねながら、
本を選ぶためのマインドセットを構築することで、
自分だけでは出会えなかった本と出会えるようになる。
本を使った発想法、思考法として、
企業研修でも実施している。