マンガはコミュニケーションを生むツール。
場に集う人の共通の言語となるよう、
「いつかどこかで出会ったことのあるマンガ」
を中心にセレクトしている。
マンガの前では会話も弾む。
「ねえ、これ読んだことある?」
「このマンガ好き!」
そんな声が本棚の前から聞こえてくる。
誰かにおすすめを聴いたら、
すぐに読むことができるのもマンガのいいところ。
一冊のマンガから次々にコミュニケーションがつながっていく。
いつかどこかで
出会ったことのあるマンガ

「backyard MANGA&SPACE」の本棚は、
2面の壁いっぱいに広がっていて、
歩きながら一連の流れの中で見ることを想定している。そこで採用したのが大きな時間軸による分類だ。
マンガの歴史を創り上げた巨人たちの作品「レジェンド」、
誰もが知る定番の「クラシック」、
今を象徴する「現在進行形」、
と感覚的に大づかみに時代を区切っている。本棚を端から端まで見るうちに、
マンガの歴史を辿るような感覚になるはず。
大きな時間軸で
マンガと出会う

マンガの並びはあえてタイトルの五十音順。
マンガ家でもマンガ雑誌でも出版社でもなく、
タイトルを軸にしたのは、
コミュニケーションの最初のきっかけに
最短距離でたどり着いてもらうため。まずは起点となるマンガを見つける。
そこからおしゃべりしながら回遊するうちに
いつの間にか気になるマンガが見つかるはず。
やわらかな探索性、
気楽な出会い


