現代の学びの拠点。
　
本による学びと、講座による学び。
二つの相乗効果で知的好奇心が満たされる場所。
異なる二つのブランドが混じり合い、お互いを引き立て合う空間。
文喫と学IWATAYA、2つの業態が混ざり合い、
一つの場を作りあげていることを象徴している。
　
店内レイアウトは、学 IWATAYAの各教室と文喫スペースが
適度に混じりあい、 あえて複雑な導線を生むことで
本との偶然の出会いを起こす。
　
フリーゾーン、喫茶室、児童書室ではお互いの話し声や
BGMが行きかい少し活気のある楽しい空間。
講座が終わった生徒さんが気軽に腰かけておしゃべりをしながら
よりコミュニケーションを深めることもできる場だ。
奥の閲覧室に向かうにつれて、
だんだんと静かな図書館のような空間が広がり、
より広く深く時間をかけて本と向き合う場を提供。

一人ひとりが用途にあった場所を探して、
さまざまな本との関わり方、過ごし方を
楽しむことができる空間を用意した。

子ども扱いしない。
　
大人と同じような偶然の出会いを演出する。
時には写真集や自然科学の読み物まで、
絵本というジャンルの枠組みをこちらで縛ることなく、
興味関心が自然と育んでいける場所へ。
様々な企画が生まれ、文喫福岡天神のシンボルとなるように。
　
子どもたちが思わず籠って読書したくなる空間。
子どもの発想はとても豊かで、名作や流行だけに左右されず、
彼らは彼らなりに解釈をして、世界を広げていく。
　
枠組みをあえてつくらず、自然と興味関心がうつろいゆく、
子どものための本と出会う場所。

福岡出身で世界的にご活躍の陶芸作家、
鹿児島睦さんによりオリジナルのモビールを制作。
児童書室を今回の空間全体のシンボル的な存在に引き上げている。