オチャノバのライブラリーでは、 本をきっかけに新たなコミュニケーションの活動サイクルが 生まれるような仕掛けがあります。
まずオチャノバに社内外から人が集まってきます。
そうするとその輪の中で、本をはじめとした仕掛け
によってコミュニケーションが生まれます。
生まれたコミュニケーションの輪は
やがて“仲間”となり、最終的にその仲間同士で、
ビジネスの種が生まれることに繋がります。
ビジネスの種が生まれるとオチャノバには
また新たな人が集まってくるので、
輪が大きくなった状態でサイクルのはじめに戻ってきます。
新たなコミュニケーション
の活動サイクルが
生まれる仕掛け
このような好循環のサイクルを生み出すため、定期的に最新の書籍を導入する、日販グループのパンフレットを揃えるなどといった
オフィスライブラリーとしての基盤を整えるのはもちろんとして、それ以外の仕掛けにもしっかり目を向けています。
例えば選書。
オフィスのライブラリーとして、単純にビジネス書だけを揃えるだけではコミュニケーションは生まれにくい傾向にあります。
人が集まってくるためには様々な方の幅広い興味を受け止める必要があるので、
そういった意味で私たちが手がけている箱根本箱のような“暮らしに寄り添う”本のラインナップも、
ビジネスの役に立つようなラインナップもどっちも必要ということで、選書のラインナップにも工夫を凝らしています。
(選書の詳細は「選書」ページをご覧ください)
オフィスライブラリーとしての基盤を整えるのはもちろんとして、それ以外の仕掛けにもしっかり目を向けています。
例えば選書。
オフィスのライブラリーとして、単純にビジネス書だけを揃えるだけではコミュニケーションは生まれにくい傾向にあります。
人が集まってくるためには様々な方の幅広い興味を受け止める必要があるので、
そういった意味で私たちが手がけている箱根本箱のような“暮らしに寄り添う”本のラインナップも、
ビジネスの役に立つようなラインナップもどっちも必要ということで、選書のラインナップにも工夫を凝らしています。
(選書の詳細は「選書」ページをご覧ください)
箱根本箱的な“衣食住遊休知”という目線と、 文喫的な“仕事を作る道具箱”という目線。
先ほどブランディングのページで「ショールーム」
というキーワードを使いましたが、
「箱根本箱って、本で見るとこういう感じなんだ」
ということが伝わるようになっていますし、
「文喫のイメージって、こういう本のラインナップだ」
ということがオチャノバできちんと伝わるように、
箱根本箱と文喫のブックディレクターでそれぞれ本を選びました。
本は
ショールームになる
オフィスライブラリーとしての仕掛けのひとつに、 1000人の本棚というものがあります。
日販グループの従業員や、一緒にオチャノバを作ってくださった
お取引先の方の推薦図書を集め、日販グループの繋がりを本で
表現しようとしています。
ここで重要なのが、
本を集めるプロセスを重要視しているということ。
単純に「おすすめの本を教えてください」と聞いて
終わりにするのではなくて、そういう推薦図書を集める
プロセスにフォーカスをあてるという意味で、
文喫六本木を使ってワークショップを実施したりすることで、
プロセスも全員で味わえるように仕掛けています。
オチャノバができる前から
「こういう場所ができるのですが、一緒に本を選んでみませんか?」
と社内外を巻き込んでいくことで、
オチャノバに人が集まるきっかけを生み出しておくという、
浸透企画的な側面でも活用していました。
ワークショップに参加した人に選んでもらった本だけでなく、
遠方や都合によりワークショップに参加できなかった方には、
アンケートを使って1人1冊選んでもらい、
推薦コメントを書いてもらいました。
こうして丁寧に本の周辺情報を肉付けしています。
そのため1000人の本棚には、本に栞カードが挟まっています。
なぜその方がその本を選んだのかという推薦コメントが書いてあり、
カードの裏を見ると、その人の所属部署と名前が記載されています。
オチャノバで本を眺めている人は、思わず手に取った本から、
その本を選んだ人を知るきっかけになります。
それは新たな社内コミュニケーションを生むことにも繋がります。
(記名は希望制)
面白い例で言うと、
1000人の本棚には早稲田大学のラグビーの本が置いてあります。
これを選んだのは誰だろうと思って手に取ると、
人事部長の名前が書いてありました。
こういう機会があると、物理的に距離が遠い人でも
本を通じて距離を縮められたり、話すきっかけになったりします。
単純に本を読むだけではなくて、
そこから人への繋がりに発展させるというところを、
1000人の本棚では狙っています。
オチャノバは作って終わりではありません。
「みんなで作り続ける」というところも、
オチャノバが持っている一つの目標であり、
みんなと共有していきたい内容になっています。
1000人の本棚
仕掛けの二つ目として、ヒューマンライブラリーがあります。
これは書籍だけでなく、個人の知恵を貸し出す「人のライブラリー」
を作ろうという意図で作っています。
有志の日販グループの人たちに協力してもらい、入社後の経歴や
業務上の得意・不得意分野に留まらず、業務外で好きなこと、
興味のあること、「こんなイベントがあれば呼んでください」という
アピールポイントなども書いてもらっています。
今後のオチャノバでのイベントで実際に活かしてもらったりだとか、
普段の業務上の繋がりだけでは見えないようなところまで可視化
できるような作りを目指しています。
理想の使われ方としては、
例えば社内で誰かがサウナの企画が降ってきたとします。
その方は全くサウナの知識がなく、周囲にも相談出来る人がいない。
そんな時、この方にはぜひヒューマンライブラリーを開いてみて
ほしいと思っています。
「この人サウナ好きなんだ」
「この人は毎週サウナ巡りをするほどサウナに詳しいんだ」
こんな風に社内の人の「好き」を発見することが出来ます。
この方は業務上の課題が解決できますし、相談された相手は
自分の「好き」が仕事に貢献出来る、自己実現出来るという、
誰もが嬉しい結果に繋がってきます。
個人の知恵を貸し出す
ヒューマンライブラリー
オチャノバ
リニューアル日:2023年2月
アクセス:〒101-8710 東京都千代田区神田駿河台4-3 新お茶の水ビルディング 7F
プロデュース:株式会社ひらく、日本出版販売株式会社、コクヨ株式会社
ブックディレクション:株式会社ひらく
運営:日本出版販売株式会社、株式会社ひらく
担当:
プロデューサー:植木大志 (日本出版販売株式会社)
チーフブックディレクター:有地和毅・深井航
アシスタントディレクター:棚橋美穂
定塚友理・南光太郎・松本涼太・横山萌子(日本出版販売株式会社)
運営支援:牛山茉優・奈良部紗羅
玉置真奈・柴山匠 (日本出版販売株式会社)
最終更新日:2024年7月3日
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