全体のエリアはリビタさんのプロデュースで、子どもが遊べるスペース、勉強できるスペース、小さい子どもにも安心の小上がりのスペースなど様々な用途に合わせたスペースがあります。
それぞれの場所と機能・コンセプトとの紐づけがはっきりしていたので、紐づけを大切にして「このスペースにはこういう本はいかがでしょうか」という提案の形をとりました。
例えばパブリックスペースには各エリアに「ラーニングパブリック」「グローイングパブリック」「ミライパブリック」といった名前がつけられています。
例えば、ラーニングパブリックであれば学びを極め・大切にする場所なので、
「本を読むだけではなく、その後の行動を促すような仕掛けが必要ですよね」
「そのためにはこういった内容の本が置いてあるといいですよね」
といったように、その場所が持っている元々の機能や使い方を表現し、さらに本が出来る仕掛けや味付けを提案しています。
その場所の使い方を
本で表現・提案する
おひさまテラスは多世代交流施設ですから、様々な年代の方が利用するということを前提にして本棚を作っていますが、その中でも特に子育て世代の方々が手に取りやすいように、絵本や児童書などの他に、子育てに関する本や暮らしに関する本など、子育てをする側の方に向けた本も意識して多めに置いています。
子どもにも
子育てをする人にも
おひさまテラスにはクラフトルームがあり、そのコンセプトに合わせて工芸や芸術、ものづくり関連の本を置いているエリアがございます。
さらにもう少し派生して、クラフトルームを運営しているマイキーさんが取り組んでいるコミュニティに関する本、その繋がりで住宅やデザインに関する本なども置いています。
このように「ここがどういう場所なのか」ということが本を通じて分かったり、クラフトルームを使ってみてさらにものづくりに興味が湧いた時に、本で興味関心を伸ばせたり。
どちらの流れにもなるように選書することを心がけています。
コワーキングスペースのそばには小商い、人文系ビジネス書、地方創生に関するものなどを選書しました。
おひさまテラスがある旭市には地域で活躍する方が非常に多いので、そういった方々に向けて提案しています。
そして一番象徴的なのはやはりミライパブリックです。
天井いっぱいまで本棚がある一番目を引くエリアでもあるので、この場所では判型に特に気を遣っています。図鑑や画集、写真建築、大人向け絵本などの大きくて見栄えのする本を多く選書しました。
手を伸ばしやすい銘柄というだけでなく、棚に負けない・空間に負けない本を選ぶように意識しています。
また、要望があれば、高い位置にある本も取ることができます。
本でエリアを説明する
エリアで本を発見する
おひさまテラス
オープン日:2022年4月
アクセス:〒289-2511 千葉県旭市イ4337番地1 イオンタウン旭 2階
JR総武本線「旭駅」より徒歩15分
駐車場 イオンタウン旭駐車場 472台(無料)
<開館時間>
受付 9:00~21:00
クラフトルーム 12:30~17:30(平日)/10:00-20:00(土日祝)
プレイングパブリック 9:00~19:00
ベビーキャンプ 9:00~17:00
カフェレストラン 2024/4/8より都合により休業しております
定休日:毎週月曜日(祝日の場合 翌平日)
設置者 :千葉県旭市
指定管理者:イオンタウン株式会社
運営協力 :株式会社リビタ
有限会社あかざ
学校法人旭鈴木学園
オープンロード合同会社
株式会社東芸イベントクリエイション
株式会社マイキー
ブックディレクション:株式会社ひらく
担当:
プロデューサー:染谷 拓郎・深井 航
ブックディレクター:加々美 達也
最終更新日:2024年7月12日
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