忙しい毎日のなかですこしだけ休憩すること。
たった十分間の一服でも、日々の暮らしのなかの大切な時間です。
ふうと息をついて、熱い緑茶をひとくち。本をぱらりとめくったり、チョコレートをかじったり。
一服するのが上手なひとは、暮らし上手なひとかもしれません。
では、人生における一服とはなんでしょう。
そのひとつは、旅先での体験なのかもしれません。
日常から少し離れる時間を、お茶と読書を愉しむための書店「BOOKS&TEA三服」で体験する。
そんな光景を想像して、三服のコンセプトテキストへと落とし込みました。
日常から
すこし離れる時間を
一服じゃなくて三服って?
せっかく嬉野までお越しくださったのですから、
一服だけじゃなく、二服、三服と、気の向くまま、心ゆくまで。
お越しいただいた方に向けた仕掛けとして、
栞にエッセイをひっそりと書き下ろしています。
エッセイは全5種類。
❶コンセプト編
❷お茶の『お』編
❸小津映画の相槌編
❹子どもの目線編
❺温かいこと、染みわたること編
ここでは❷お茶の『お』編についてご紹介いたします。
三服をより愉しむエッセイ
エッセイ|お茶の『お』編
お米やお金など、頭に「お」をつける言葉があります。
「米が食いたい」「金が貯まったら買おう」と言う人がいないわけではありませんが、
たいていの人は「お」をつけて話すことに違和感はないでしょう。
さて、お茶。私たちは、お茶にも「お」をつけますね。
「おいお前、茶をくれ」なんて、昭和の親父じゃあるまいし。
どうしてお茶には「お」をつけるんだろう。なにか「お」の法則性はあるんだろうか。
もしかすると「大切に扱ってきたものや、なくてはならないもの」に、「お」がつくのかもしれません。
お米やお金、お茶はそういうものですよね。
「BOOKS&TEA 三服」にはたくさんのお茶に関連する書籍を取り揃えています。
色々調べてみたら「お」の謎が解けるかも。
あ、そうだ。本にも「お」はつかないのだろうか。
- いずれも300字前後で軽く読め、
三服や和多屋別荘をより楽しんでもらうための文章となっています。
残りの4つは三服へお越しになってのお楽しみです。
BOOKS & TEA 三服
株式会社和多屋別荘
〒843-0301 佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙738 和多屋別荘内
公式サイト:https://wataya.co.jp/
設計/デザイン:株式会社OpenA
設計/デザインを軸としながら、社会課題の解決や、エリアの開発、新しいカルチャーの創出などを実現する複合的なチーム。嬉野エリアでは、温泉公園や嬉野茶時など様々なプロジェクトに参画している。
企画/運営支援:株式会社ひらく・日本出版販売株式会社
ロゴデザイナー:大渡大士(OWATARI DESIGN)
佐賀県嬉野市吉田地区出身。服飾大学在学中にグラフィックデザインに興味を持ち独立。飲食業、地方創生業、アパレル事業などに携わり、店舗や商品、企業のブランディングのため、デザイン、ディレクションを行なっている。
担当:
プロデューサー:染谷 拓郎
ブックディレクター:深井 航、上田朱音
堤 優衣(日本出版販売株式会社)
最終更新日:2024年7月3日
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