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プレスリリース|2024.9.12
ひらく初の海外事例となる
「元年堂クアラルンプール」常設企画展が
スタートしました
ひらく初の海外での空間プロデュース事例となる、十割そば店「元年堂 GAN-NEN-DO Publika Kuala Lumpur」の常設企画展が、同店のオープン日である2024年9月12日(木)よりスタートしました。
「元年堂 GAN-NEN-DO Publika Kuala Lumpur」は、株式会社シードの新会社「CULTURE LINK MALAYSIA SDN.BHD.」が運営する、「元年堂」海外初出店となる店舗です。約30席ある店舗の入口に約9平米の企画展スペースを設けており、飲食店としてだけでなく、ギャラリーやポップアップショップとしても利用することができます。
企画展を常設する目的は、香り高い十割そばや日本酒・日本茶といった“食”を入口に、企画展を通して人々の関心を伝統文化三道(華道、茶道、書道)や工芸、アート、科学技術など幅広い領域に接続し、店舗全体で日本の精神性やものづくりの特徴を伝えることにあります。
ひらくはこれまで、入場料のある本屋「文喫」の店舗運営や企画展・イベント開催、クライアント企業の空間プロデュースなどを通して、コンテンツに新たな切り口を見出し、本を媒介にさまざまなカルチャーに出会う場と機会を提供してきました。今回プロデュースする企画展では、日本国内で高い評価を得ているものの、海外ではまだ知る人の少ない企業のストーリー、プロダクト、コンテンツを、現地の人々に響く切り口で取り上げ、その魅力を伝えることを目指します。
9月12日(木)から10月27日(日)まで開催する第1弾企画展では、東京都足立区を拠点にアクリルの加工事業を展開する有限会社三幸の協力のもと、「素材と職人技、アップサイクル」をテーマに、三幸が手がけるアクリルの美しさや魅力を人々に伝える展示を行います。
元年堂での企画展は第2弾の開催が決定しており、ひらくは以降も継続して企画展のプロデュースを手がけます。
また、ひらくとシードならびにCULTURE LINKは、「Re:Found(=再発見)」のコンセプトのもとにタッグを組み、ものづくり文化を中心とした日本国内の地域産業・ブランドに対し、海外進出のパートナーとして事業展開していくことを目指します。日販およびグループ各社とのシナジーを活かし、海外事業を展開しているステークホルダーと連携することで、地域企業の独自性と魅力を発信する拠点を増やし、地域企業の海外進出を支援します。