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プレスリリース|2024.10.16
文喫 栄が第43回ディスプレイ産業賞
奨励賞を受賞しました
2024年4月にオープンした本屋「文喫 栄」が、第43回ディスプレイ産業賞(2024)において奨励賞を受賞しました。
ディスプレイ産業賞は、一般社団法人日本ディスプレイ業団体連合会(会長:吉田守克)が主催する顕彰事業です。ディスプレイを通じて生活文化の向上および国土景観の発揚に寄与することを目的に、ディスプレイの優秀作品を賞揚し、その成果を公表することで、ディスプレイ産業振興と社会的認知の向上を目指しています。
■「文喫 栄」の空間デザインの特徴
「文喫 栄」は、2024年4月23日(火)に開業した “入場料のある本屋”で、約370坪の大規模なフロアは、誰でも立ち寄れる入場無料の「本屋エリア」と、雰囲気の異なる4つの空間からなる入場料制の「大喫茶ホール」で構成されています。
「本屋エリア」は、カラフルな本棚のほか、バスケットボール入れや工事用の脚立など、本来とは用途の異なる道具も什器に見立てることで、訪れた人々の自由な発想を促し、新たな本との出会いを予感させるような、わくわくする空間ディスプレイがポイントです。
本の世界への入り口として、「ここへ来れば何か発見がありそう」という期待とともに、毎日でも訪れたくなる場所を目指しています。
「大喫茶ホール」は、入場料を支払うことで“文喫で過ごすモード”にスイッチし、その時の気分や目的にあわせて思い思いに時間を過ごせる利用システムが特徴です。
豊富なフリードリンクやこだわりの喫茶を楽しみながら、エリア内の本をすべて手にとって読むことができ、気に入ったものは購入することができます。
大喫茶ホールは「読居 嘴広鸛(どっきょ はしびろこう)」「喫茶セントラルサニー」「POPUPスタンド COFFE -コッフェ-」「WORK & STUDY DENGEN」からなり、読書に没頭するための書斎のような空間から、仕事や勉強にヒントをくれるものとして傍らに本があるワーキングスペース、雑誌や写真集をめくりながらおしゃべりや喫茶を楽しめる広々としたカフェまで、過ごす場所によって体験ががらりと変わります。
訪れる時間や目的によって、本屋にも、カフェにも、自分だけの書斎にも仕事場にもなる。
本や本のある空間が自然に生活の一部となっていくよう工夫を散りばめ、東海地方の人々に長年愛され、さまざまな文化を紡いできた中日ビルのなかで、「文喫 栄」は新たな本のたしなみ方を提案しています。