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ニュース|2024.11.27
一点ものの草木染めで「個性の調和」を表現
元年堂クアラルンプールで企画展第2弾開催
株式会社ひらくは現在、マレーシア・クアラルンプールにある「元年堂 クアラルンプール パブリカ店(元年堂 GAN-NEN-DO Publika Kuala Lumpur)」にて、常設企画展のプロデュースを手がけています。
「元年堂 GAN-NEN-DO Publika Kuala Lumpur」は、静岡県内に十割そば店を展開する「元年堂」の海外初進出となる店舗で、マレーシアの人々にそばや日本酒、日本茶などの日本食を提供するだけでなく、店舗入口にある約9平米の空間で企画展を開催することで、日本食だけでなく、伝統文化三道(華道、茶道、書道)や工芸、アート、科学技術など幅広い領域へ関心をつなげ、店舗全体で日本の精神性やものづくりを発信しているのが特徴です。
同店は2024年9月12日にオープンし、来店客を対象に1ヶ月間実施されたアンケートで満足度87%を獲得するなど好評を得ています。
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ひらくではオープン時より、同店における企画展のプロデュースを手がけており、第1弾では、東京都足立区にあるアクリル工房で、「ミユキアクリル」の名前でも知られる有限会社三幸のプロダクトを展示販売しました。
そして現在は、第2弾の企画展「わたしらしさを纏う」が開催中です(2024年11月2日~12月27日)。
「わたしらしさを纏う」は、日本伝統の草木染めを紹介する展示となっています。
RIPPLE YōHINTEN(リップル洋品店)として15年間衣服制作に取り組んだのち、2024年3月に新たな名前で制作活動をはじめた、群馬県桐生市のアパレルブランド「ezu」。そんな「ezu」による日本伝統の草木染めの衣類や服飾雑貨を展示販売するとともに、同じく一着一着草木染めで仕上げた一点ものの新ユニフォームを「元年堂」の現地スタッフ全員が身に纏い、お客様に“日本のおもてなしの心”を届けます。
一つひとつ風合いが異なる草木染めの衣類は、一つとして同じものがない私たちの“個性”に重なります。
今回の企画展では、元年堂 クアラルンプール パブリカ店が掲げる「ここでしか味わえない日本の『体験』と『感性』」の店舗コンセプトのもと、「調和する個性」を空間全体で体験していただけることと思います。
元年堂 クアラルンプール パブリカ店の公式Instagram(@gannendo)では、新ユニフォームに袖を通した現地スタッフ一人ひとりのインタビューも公開されています。
【関連リンク】
「元年堂 クアラルンプール パブリカ店」運営会社
CULTURE LINK MALAYSIA SDN.BHD.