超図書館総合研究所(超研)は、2022年11月30日に設立された、図書館を研究・発信し、まじめに面白がる場です。
株式会社図書館総合研究所(以下、図書館総研)から徒歩5分ほどのビルの5階にあり、空き室となっていた一室をリノベーションした施設です。
ラボ・スタジオ・オフィス3つの機能を持ち、図書館について議論するための設備を有しています。
全体に大きく広がるビッグテーブルを囲むことで、所属や勤務先の垣根を越え、共創を推進することができる空間になっています。
私たちひらくは企画・プロデュースを担当しました。
図書館を研究・発信し、
まじめに面白がる場
ひらくは日販も含め、図書館総研様や親会社であるTRC様(株式会社図書館流通センター)と随分長いお付き合いになります。その中でも特に図書館総研代表取締役社長の廣木さんとは、これまで様々な図書館のプロポーザルを実施したりプロジェクトに参画したりするなどして、図書館の未来を一緒にまもり・つくってきました。
今回の超図書館総合研究所は、「これからも図書館の未来を一緒につくっていきたい」という想いの延長線上にあるプロジェクトです。
超研が生まれる1年前の2021年11月、図書館総研様とひらくは「図書館について語るときに我々の語ること」(以下、語ること)という企画を始めました。
これは、“図書館や本に携わるわたしたちが、普段、図書館を外側から眺めている様々なジャンルの人たちと一緒に始める旅”と謳っていますが、もう少しわかりやすく言うと、図書館と離れた業界で活躍している方をゲストにお招きして、その方の専門分野についてお話を伺うことで、図書館を発展させるためのヒントを得るという企画です。
※「図書館について語るときに我々の語ること」はこちらからご覧いただけます
図書館の未来を
これからも一緒に
語ることの回を重ねていくうちに、「色々な業界の方に話を伺うというアクションは非常に大事であり、何より面白い」ということが、図書館総研様とひらくの共通認識として生まれました。
この面白さを発展させるために、外部の方をお招きできるようなオウンドプレイスを持ちたいという感覚になっていき、この感覚を廣木さんに提案いたしました。
新しいオフィスにしましょう、ではなくて、図書館について多様な業界の知恵を集め研究し議論する、広く開かれた施設にしましょうという提案です。
コロナ禍ということで集まる機会もなくなってしまった時期だったので、本社に集まるというよりも、ちょっと秘密基地っぽく使える場所があるといいよねという話もしました。
秘密基地で社員同士が交流し、そこから新規事業が生まれ、外部企業との共創を促進する。新しい図書館をPRしていく。そんな場所になることを願ってプロデュースの機会をいただきました。
リアルプレイス+研究プロジェクトをすることによって、業界内外に対して「新しい図書館を作るんだったら図書館総研に声をかけた方がいいよね」と思ってもらえるような流れを、超研を起点に起こしていきたいです。
2023年7月にリリースされた八女市立図書館のような流れが全国各地で起きていくことが理想です。※八女市立図書館の詳細はこちらをご覧ください
■ 施設の詳細動画はこちらをご覧ください
■ 超研オープン時のレポート記事はこちらをご覧ください
秘密基地が
共創を促進する
超図書館総合研究所
図書館総研×ひらくの共創プロジェクト
オープン日:2022年11月30日
アクセス:〒112-0012
東京都文京区大塚3丁目5−9 住友成泉小石川ビル別館5F
プロジェクトオーナー: 図書館総合研究所 代表取締役 廣木響平
企画・プロデュース : 株式会社ひらく 代表取締役 染谷拓郎
設計・ディレクション: 高橋昌之建築設計事務所、ハラヒロカズアトリエ
ビジュアル制作 : 木下ようすけ
デザイン : しょうのまき
音響・配信設備 : Fly Sound
担当:
チーフプロデューサー:染谷 拓郎
プロデューサー :深井 航
アシスタント :渡邉 里帆
最終更新日:2022年7月11日
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